昨日サボった分というわけではなく。暇なのでもう一本行きます。

今回は「夢」の話。といっても将来とか未来とかそういう規模のでかいボーイズ・ビー・アンビシャス的なアレではなく、僕らが布団の中で見るやつです。

夢において僕は様々な体験をするが、目を覚ましてしばらくするとその細部に関しては忘れてしまいがちになる。内容が鮮烈で衝撃的なもので、これは覚えておきたいなと思っていても残念なことに忘れてしまったり。

その一方でしっかりと覚えているものもあるが。僕が「夢」について想起して今すぐに思い浮かんだのはEvery Little Thing の夢。その夢の中で僕はライブに行って、「愛のカケラ」と「キヲク」を聴いた。ひどく感動して目を覚ますと泣いていた。マジで。それまでさほど愛着のなかった二曲はその夢以来お気に入りの曲になったのでとても印象に残っている。ちなみにELTのライブには行ったことがない。いつか行きたいな。

どうしてこう同じ夢でも差が出るのだろうな。覚えていたい気持ちにおいてはそのELTの夢に勝るものも多くあったはずなのでとても不思議に思う。かといって別に科学的に分析しようとかその類の好奇心はないので疑問に思う気持ちのみに留めておく。

昔の人は夢の中で想い人に出会えたならば、「その相手が自分のことを考えていたから夢に現れる」という考えを抱いていたらしい。びっくりするぐらいのプラス思考、自意識過剰もいいところではないか。(実際は当時の呪術的思考によるものらしいが)

僕が思うのは、夢は本人の無意識の願望や、深層心理で考えていることが強く反映されるということ。(これも科学的根拠があるのかないのかは別にいいです)

だから僕は夢の中で、骨抜きにされていた有名女優に出会ったり宝くじに当選するなどの非日常的な経験をするのだ。あの瞬間のカタルシスは凄い。だってそうじゃない?目の前にガッキーとか出てきちゃったら正気じゃいられないでしょ?6億円当たったら舞い上がるでしょ?そんな非日常的な興奮を束の間ではあるものの感じられるのが夢の魅力である。その分目が覚めた時の落胆も大きいが。

書いていて思ったのだが、非日常への没入という意味では芸能人や創作物への熱中とよく似ている。

 

to-river.hatenablog.jp

 

 

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 ただ夢が違うのは、その没入する対象は僕たち自身が創り出すものであり、それは不確定要素でもあるということである。

考えていることに関連した夢を見ることもあるが、そのすべては思い通りにはいかないし意思にそぐわない夢を見たりする。友人が殺される夢とか。あれは最悪だ。

芸能人や創作物だと、僕たちの中である程度の期待が醸成されていて、その期待に当てはまっている人や物に惹かれていくことが多いのでこれは大きな違いである。ファンの期待に合わせて芸能人の振る舞いや創作物の作風が変わるなどもあるが、基本的には僕たちが選び取っていく側面が強いという認識だ。

確かに夢は不確定だし望み通りの夢を見られればそれは嬉しいけれど、決まっていないからこそ面白い。

予想もつかないものに出会えるなんてのはその最たる例ではないか。

夢は想像力と運によって決まるのです。いい夢見てえ!

ということで書いていたら時間が無くなってしまったので最後は雑に流しましたが夢のお話でした。今回のエントリが「夢」なのは、最近睡眠にはまっているから。そして「こんな夢見たい」と願えば意外と近いもの見られたりします。

早く寝て楽しい夢見たいわー、今日は夢の中でモテます。モテてきます。